NHKの朝ドラのあまちゃんで主演をした能年玲奈さんが「のん」さんと名前を変えてからの作品。まさかの声優。
先日この世界の片隅がやっと地元の映画館に来てくれたので見ました。
人気中にやって欲しかったけど、やっと見れて世方です。
この世界の片隅には完全オリジナルかと思ったのですが、原作があるんですね。
本屋で見ないかぎり知りませんでした(´・ω・`)
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この世界の片隅にお話のあらすじ
この世界の片隅にの主人公のすずさんが、幼少期~広島の呉市に嫁いでまでの戦争下を描いたお話。
この世界の片隅にを見た感想 ネタバレあります。
絵柄がほんわかしていて、ふにゃーとなる姿がほっこりする感じでかわいらしいし、のんさんの声もあっていました。
お話においては、時々「?」という場面もありましたが、広島からみた客観的な戦争映画かなという印象でした。
戦争映画というと、東京、沖縄、原爆を受けた広島、長崎なイメージ。
でもこの世界の片隅にの場合は、広島でも原爆を受けた場所ではないんですね。
だから、配給は少なくなっても本当に戦争あるのって感じでした「最初は」
さてさて、最初の方に戻りますが幼少期から始まります。
妹さんとお兄ちゃんがいるんですけど、どこかぽややーんとしたのんびりした女の子のすずさん。
絵を書くことが好きで、絵がうまいんですよね。うらやましい。
不思議な流れでいつの間にか北条家に嫁ぐことに(でも最初の方で出会ってたラブロマンス(笑)
しかし、この周作さんの声が細谷さんという素晴らしいキャスティングでね。
しかも、すずさんを好きな水原さんは小野大輔さんっていうね。
声好きとしてはたまらん男性キャスティング。男性声優好きにはたまらんでした。イケメンに挟まれるうらやましい。
広島の呉市に嫁いできたと時のくれ~がくぇ~に聞こえてチョコボール!と思ってしまう自分。
脱線しましたが、いつの間にか広島の呉に来ることになり、お父さんもお母さんも優しい人なんですよね。
特にお父さんは憲兵さんみたいなギスギスしたTHE☆男尊って感じがしない人でほっとします。癒しのお父さん。
嫁ぐ前におばあさんから聞かされた、傘の話があります。
あれまあ、夜のアレの例え話なので、周作さんとすずさんの初夜でうわーーーーーーって思ったのですが、柿を食べるのであれ?って思ってきゃーってなってまあ、若いからね|д゚)
まさかの柿!?干し柿もぐもぐ。これは周作さんは意味を知っている?知っていない?わからない。
せわしい日々を過ごしていた時に、周作さんのお姉さんの径子さんと子供の晴美ちゃんが戻ってくるんですよね。
よくあるバツ系。
嫁姑問題はなくても、姉姑問題の方が強い作品だなと思いました。
すずさんとは対照的にてきぱきしていて、物事をはっきりしているのでいつの間にかすずさんに禿が・・・。
あれだと耐えられないよね。わかる。自分の場所が取られてしまうのはつらい。
その後戦争系だと配給が少ないとか、あるもので何とかしなきゃとか色々あります。
昔の人って、なんでも動いたんだな~食事がままらないから何でも文句言わずに食べるよな~とか色々考えさせられるものがありました。
今や豊かになりすぎて、贅沢ざんまいだけれどそれが幸せってのかと思うとそうでもなくて、少ないものでも少しの幸せがあるとそれをとても大きな幸せに感じられるので、なんだか愛を感じました。
今は情やら愛やらに飢えているからね。
それに、いつもフルで活動しているのでメタボやら認知症とかにならないよね。こういう映画見ると、メタボなんてある種、贅沢病みたいなもんだもんな。
途中、水原君と合っておおおおおおーーーーーーー!!?????なシーンがありましたが、未遂で終わってハラハラ。魅惑の女性すずさん。周作さんと比べると、がっしりしているんですよね。周作さんも二人きりにさせる配慮。そこ、おま、え、。
その後、周作さんに本性を見せたり可愛いな~この夫婦。ぷんぷん。
周作さんも優しいんだよね~。声が恐ろしいほどかっこいいんだよね~。はあ尊い。
反面悲しいのでが、道に迷ったときのリンさんと出会うシーン。まさかの座敷童さんだと思ってたけれど、EDの後のクラウドファンディングのテロップで流されるシーンがとても切ない。やっぱり遊郭だったんだね。【だがしかし、最後に原作バレがあります】
徐々に戦争が激化する中で戦争のシーンが鮮明に描かれるようになりました。
大和とか武蔵なんかも登場してて、おおうと思ったり。
ふにゃーんほわほわーんだったので、思わず驚いてしまいました。
やはり戦艦があるので、狙われるよね。砲弾の音や飛行機の音がすごい。
戦争映画だと、空中戦が多いイメージがあるのですが、砲弾がメインっぽい感じでした。あまり軍艦が戦うシーンはなかった感じ?
でも、爆撃シーンとか襲撃シーン怖い怖い。
でも、敵の襲来があった日は魚がたくさん浮いてわ~い状態は海ならではなのだなという感じでした。
毎日毎日警報ばかりで睡眠不足の日々。
配給は減って闇市とか色々描かれています。
お兄さんの死はさらっとしていて、あれ?って。
つらいシーン
晴美ちゃんが死んでしまうシーンがつらい。
径子さんもつらいし、すずさんもつらいし、もうつらい。
すずさんは片手がなくなってしまうのですが、つらい。
この編はつらい。それでも逃げることはできなくて、生きなきゃいけないからつらい。
後半からつらくなって、それでも生きなきゃいけなくて、広島で原爆が落とされて終戦。
ほっこり気分から、徐々につらくなってくる。
戦争中でも、こんな優しい家庭があったのかなと思う。
最後の方はきれいにまとめられました。人の死が晴美ちゃん以外はあっさりしてたようなないような。
戦後の進駐軍からの残飯飯が美味しくて、家に帰るとがっかりするシーンを考えると、食文化は食事レベル高かったんだな~って。残飯汁でこんなのだから、普通の食事ってすごかったんだな・・・。チョコレートとかもあるし、これじゃあ食事も含めて勝てないよ。
すずさんがお絵かきできなくなってしまったのがつらい。
これ以上自分でも何かいているかわからないので終了。
よくわからなかった部分
そういえば、周作さんとすずさん妊娠したんじゃない的な雰囲気があったのの、妊娠はどうなってしまったの?あれ?
ただの誤解?でも、お姉さんが2人分食べろみたいなことを言っていたのですが・・・あれ?
でも、次の日には一人分になっていたとあったのであれ???
人さらいが怪物?
船の絵を描いていた時、憲兵さんに説教されたのですが、なぜお母さんとお姉さんは笑われた?
原作のネタバレをみてえっと思ったこと
娼婦のリンさんの話ですが、原作だと周作さんと関係があるらしいです。
え、おま、えええ?
まじめそうで、すずさんに会いに行くキリッって行ってかっこいいのに、じつは夜遊びしてたの?上司と一緒に来たから?
しかもバレるらしいです。まあ、バレるよね。
監督曰くこの辺はカットしたらしいです。すずさんには元気になってもらいたいのだとか。
原作を見ているとう~んかもしれませんが、この世界の片隅にを見てない人にはいい映画だな~と思いました。
日本アカデミー賞アニメ部門最優秀賞おめでとうございます!とても良い映画だったし、戦争映画としては見やすかったので評価されて嬉しいですね( ;∀;)
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