テレビの本で見た「嫌われる勇気」という本。
話題にはなっていたり、本屋でも上位でしたが気になってもなかなか読む気がしなかったのです。
買う気もなかったのですが、テレビの特集を見て少し気になったので、買ってみて読んでみました。
ここでは、嫌われる勇気の本を読んだ感想やちょっとネタバレを紹介します。
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嫌われる勇気は対話型だった
嫌われる勇気を読んで驚いたのが、「対話タイプ」の本だったことです。
嫌われる勇気の本はメインの「アドラー」の語る心理学なのですが、ただ単に著書が淡々と書いているのかと思いきや、青年と哲人のお話でした。
迷える青年とアドラーを語る哲人の対話タイプなので、普通のタイプの本が好きで対話型はイマイチという方は読みにくいかなと思います。
私はまあまあ読みやすかったです。
青年の考えにグサグサ突き刺さる言葉たち
多分読んでいる人は「青年」なんだなという感じです。世間一般的な考えで、自分の考えが常識だ!と思っても、それが徐々に覆される内容になってきます。
なので、青年がブチギレ半端ない。ただ、読んでいる読者にとって見たくない・聞きたくないことが「本当」のことなので、強く心に突き刺さると思います。
自分が今まで生きていて、こういう考えをもともと持っていたら、他人が怒っていようが、グタグタだろうが問題回避ができたんだろうなと思います。
ここから少しネタバレなのですが、結局は自分が相手の問題に介入しているから、人間関係がグダグダになっちゃうんだよねということです。
それと、嫌だな~と思うことは自らその嫌なことという理由を探しているということ。
例えば、青年の引きこもりのお友達の例が出ていましたが、これがそれにあたります。それ以上はネタバレになっちゃうからやめます💛
読んでいると見たくないものが見えてくる
嫌われる勇気を読んで、当たるところが多くて心に突き刺さることばかりでした。
読んでいて反発してくる青年にそーだ、そーだ!と共感する部分が多いのですが、結局のところアドラーの考えはそうじゃなくて、人生は意外とシンプルということを哲人の方に言われちゃうわけですよ。
哲人に言われてグぬぬ・・・って感情移入しちゃう感じがします。
客観的に指摘されているので、主観で狭い考えの自分にとっては「そうなのか!」と納得してきちゃいます。
ただ、結構哲人もグサグサとドライなことを言うので、素直に内容を受け入れられない人は読んでも理解しがたいかもしれないですし、過去に色々あってそれを忘れろなんていう考えを持っている人などは「嫌われる勇気」という本はちょと向いていないかも。
逆に何で自分はこんなにダメなんだろう、うだうだなんだろう、人間関係うまくいかないんだろうという方には向いています。
特に生きづらさを感じている人には一度読んでおいても損はないと思いますよ。
客観的に説明してくれるので、「だからそうなんだ」とどこかで納得できる、受け入れられる・心に残るフレーズが出てくると思います。
なかなか考えを変えるのは難しいですし、実践するのは時間がかかりそうですが、読んだおかげで自分はややこしい生き方をしていたんだなと実感はできました。
気割られる勇気の本を感想をまとめるなら「少し生きるのが楽になる感じがする本」です。
シンプルに生きればいいのに、ややこしい考えになっちゃったなと思います。
本の感想とか苦手なので、あくまでもこんな風だったという感じで・・・
もっと早く読んでいれば、ここまでグダグダした考えじゃなかったな~。